病気の多くは、症状が出てからでは治療が難しくなることがあります。
しかし、健診やオプション検査を受けることで、「まだ症状が軽い段階」や「自覚のない段階」で病気を発見し、早期治療につなげることが可能です。
「少し胸が痛い」「血圧が高い」「家族にがんの既往歴がある」など、日常で気になることがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
健康診断を受けないと危険な理由
胸の痛みや息切れは、心臓に血液が届いていないサインかもしれません(狭心症・心筋梗塞など)。数分で治まっても繰り返す、動いたときに強くなる場合は要注意です。痛みは「圧迫感・締め付け・焼ける感じ」で、背中や肩・あご・左腕に広がることもあります。冷や汗・吐き気・動悸を伴うとさらに危険で、特に女性・高齢者・糖尿病の方は「疲れ」や「胃の不調」と誤解しやすいため注意が必要です。
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心臓・血管の病気を見逃すと命に関わる
主な自覚症状
- 胸の痛み、圧迫感
- 動悸、息切れ
- 血圧が高い(高血圧)
- めまい、ふらつき
- 手足のしびれや冷え など
胸の痛み・動悸・高血圧を放置すると…
心筋梗塞・狭心症など突然死のリスクが急増。
おすすめ検査
大腸がんは早期なら治せる病気ですが、初期は症状がほとんどありません。便秘や下痢、血便が出た時には進行していることもあります。「まだ大丈夫」と先延ばしにするのが一番危険で、定期的な検査こそが早期発見の唯一の手段です。
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大腸がんは「気づいた時には進行」の恐れ
主な自覚症状
- 便秘や下痢を繰り返す
- 血便(便に血が混じる)
- 残便感がある
- お腹の張り、腹痛
- 急な体重減少 など
便秘・下痢・血便を軽く考えると…
早期は症状が出にくく、進行がんになってから発見されるケースが多い。
おすすめ検査
咳や息切れを「年齢のせい」と思って放置すると危険です。肺がんは初期に症状がほとんどなく、気づいた時には進行していることが多い病気です。長引く咳や血痰、声のかすれがある場合は要注意。日本でがん死亡原因の第1位であり、早期発見にはCT検査が不可欠です。
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肺がんは日本人の死亡原因第1位
主な自覚症状
- 長引く咳
- 痰に血が混じる
- 息切れ、呼吸が苦しい
- 声のかすれ
- 喫煙歴がある方(特に要注意)
咳や息切れ、喫煙歴がある方は要注意
進行するまで症状が出にくく、発見が遅れると治療が難しい。
おすすめ検査
膵臓や胆のうは“沈黙の臓器”と呼ばれ、病気が進行するまで自覚症状がほとんどありません。膵臓がんは初期には痛みもなく、発見時には手術が難しいことも多いのです。胆のうポリープや胆石も、症状が出たときには既に重症化している場合があります。だからこそ、症状がなくても定期的な画像検査で早期発見することが重要です。
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肝臓・胆のう・膵臓は「沈黙の臓器」
主な自覚症状
- お腹や背中の痛み(特にみぞおちや背部)
- 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
- 食欲不振
- 原因不明の体重減少
- だるさ、疲労感 など
異常が出にくい臓器だからこそ定期チェックが必要
膵臓がん・胆のうポリープなどは進行するまで自覚症状がほとんどない。
おすすめ検査
お腹まわりの内臓脂肪は、見た目以上に危険です。内臓脂肪から出る炎症物質が血圧・血糖・脂質を押し上げ、血管の内側を傷つけて動脈硬化を加速させその先に心筋梗塞や脳卒中があります。怖いのは、ここまで進んでも自覚症状がほとんどないこと。だからこそ、“今は平気”のうちに見える化して対策を始めることが命綱になります。
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内臓脂肪は「生活習慣病の温床」
主な自覚症状
- お腹まわりの肥満(腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上)
- 血糖値が高い
- 血圧が高い
- 中性脂肪やコレステロールが高い
- 運動不足・疲れやすい
お腹周りの脂肪を放置すると…
糖尿病・高血圧・脂質異常症 → 動脈硬化 → 心筋梗塞・脳梗塞へ直結。
おすすめ検査
骨は静かに弱っていきます。骨の強さの“貯金”(ピーク骨量)はおよそ20代で最大になり、その後は少しずつ減っていきます。ここで貯金が少ないと、40代以降の圧迫骨折・足首や手首の骨折リスクが一気に上がります。
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骨粗しょう症は
「骨折→寝たきり」の危険
主な自覚症状
- 背中や腰の痛み
- 身長が縮んできた
- 背中が丸くなってきた(猫背)
- 転倒しやすい
- 軽い衝撃で骨折した経験がある
骨量の低下は自覚症状なし
転倒やちょっとした衝撃で骨折 → 寝たきりや要介護の原因に。