ご挨拶

野洲市病院事業 野洲市長 山仲 善彰

 野洲市はじめての市民医療サービスとして、令和元年7月1日から市立野洲病院を開院しました。
 約2年後の野洲駅南口での新市民病院の開院を展望し、旧民間病院の施設、機器、情報等の医療機能を承継して、新規に採用した医師、スタッフとともに市民の皆さんの健康と医療を守る取組を進めていきます。
 市民病院整備は、旧町時代から多大な財政支援を行ってきた民間病院が立ちいかなくなったため、過去約8年間、市民代表、専門家等による公開の検討、市民懇談会、市議会審議と議決を重ねて進めてきました。この間、多くの市民及び医師会等関係団体の大きな期待と支援に支えられてきました。
 市民がつくり、育てていただく病院として、職員の能力を最大限に発揮し、信頼性と質の高い医療サービスを効率的な運営によって、親切・誠実に提供していきます。

市立野洲病院 病院長 岡田 裕作

 市立野洲病院は、令和元年7月1日に、50年以上にわたり野洲市唯一の中核医療施設として担ってきた特定医療法人御上会野洲病院を承継することによりスタートいたしました。民間病院が市立化するという時代に逆行するようですが、医療・介護・福祉ときわめて公的要素の強い分野では、経営健全化などの条件で許される方向ではと思っています。
 野洲市は、人口5万人余りで、滋賀県の湖南地区の北部に位置します。琵琶湖への流入河川としては県下最長の野洲川や近江富士とも呼ばれる三上山のある風光明媚な地域で、交通の便の良さもあって、近年は京阪神地区のベッドタウンとしても発展しています。
 市立野洲病院が担う医療としては、高度急性期医療機関では扱わないような急性期医療、大病後の回復期リハビリテーション医療、かかりつけ医の後方支援医療、健診をはじめとする予防医療を4つの柱としています。別の視点で言えば、病院機能分化を進めて、病々連携、病診連携、介護・福祉施設との多職種連携を密接に行い、地域完結型のシームレスな医療を展開することです。
 来る令和3年(2021年)には、JR野洲駅南口に新たな野洲市民病院建設をするという大きな目標を持っています。『一人ひとりのハートにタッチ』精神で、全職員一丸となって地域住民の方々に奉仕し、信頼され、愛着を持っていただけるような病院を目指します。
 皆様方のご協力とご支援を心からお願い申し上げます。

学会:
日本泌尿器科学会 指導医・専門医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
日本性機能学会 専門医
日本尿路結石症学会 名誉会員
骨盤外科機能温存研究会 幹事・世話人

略歴: 
昭和23年生誕
昭和48年京都大学医学部 卒業
昭和48年京都大学医学部附属病院 研修医
昭和50年公立豊岡病院 医員
昭和52年京都大学医学部 医員
昭和63年滋賀医科大学 助教授
平成6年京都大学医学部 助教授
平成9年滋賀医科大学泌尿器科学講座 教授
平成25年特定医療法人社団御上会野洲病院 病院長
令和元年市立野洲病院 病院長