ご挨拶

野洲市病院事業
野洲市長 山仲 善彰​

 野洲市はじめての市民医療サービスとして、令和元年7月1日から市立野洲病院を開院しました。
 約2年後の野洲駅南口での新市民病院の開院を展望し、旧民間病院の施設、機器、情報等の医療機能を承継して、新規に採用した医師、スタッフとともに市民の皆さんの健康と医療を守る取組を進めていきます。
 市民病院整備は、旧町時代から多大な財政支援を行ってきた民間病院が立ちいかなくなったため、過去約8年間、市民代表、専門家等による公開の検討、市民懇談会、市議会審議と議決を重ねて進めてきました。この間、多くの市民及び医師会等関係団体の大きな期待と支援に支えられてきました。
 市民がつくり、育てていただく病院として、職員の能力を最大限に発揮し、信頼性と質の高い医療サービスを効率的な運営によって、親切・誠実に提供していきます。

市立野洲病院 病院長 福山 秀直

 市立野洲病院は、市民の皆様の健康を守り、疾病からの安全を確保することに、全力を尽くす所存です。どのような健康、病気の心配についても、職員が一丸となって、全力を尽くして、市民の皆様の不安解消と健康維持、最善の治療にあたっていきます。
 医学は学問ですが、医術は、人と人のコミュニケーションで成り立つ極めて人間味のある所業で、医師だけではなく、多くのメディカルスタッフ(看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師、理学療法士などのリハビリテーション職員、栄養士、等々)の協力・協調が無くしてはできないことです。日本は、歴史的に医療に関連する処置などは、全て医師ができることになっています。しかし、これは、明治時代に医療スタッフが少なかった時に考えられたことで、現在のように、医学が進歩し、内科でも臓器別に診察・検査する時代になり、多くの疾患では病院が総力を結集して立ち向かう必要が出てきた時代にはそぐわないものです
 どのような体調の変化でも、早期に発見される病気が多くなり、飛躍的に平均寿命が伸び、また、健康寿命も伸びています。当院が市民の皆様の健康な生活が送れる拠点になるよう努力したいと考えています。そのために、医療資源は、できる限り充分に利用します。また、市民方もできるだけ、早く相談しにきていただいて、病気の早期発見・早期治療にご協力いただければ、医学の進歩にマッチした治療が可能と考えています。

2020年8月