お知らせ

院外処方せんへの検査値(血液検査結果)の表示開始について

令和5年8月1日(火)より、当院で発行する院外処方せんの右半分に、
患者さんの検査値(血液検査結果)の一部を表示します。

この検査値(血液検査結果)は、
・お薬の量が体の調子に合っているかどうか
・お薬による副作用の初期症状はないか
等を保険薬局(調剤薬局)で参考にされます。

院外処方せん 見本:

○院外処方箋に表記される検査値一覧表(基準値:2023年8月1日現在)

表示項目

検査項目

項目の説明

基準値

単位

WBC

白血球数

好中球やリンパ球などの白血球の総数

38~98

×102/μL

Hb

ヘモグロビン

赤血球に含まれる酵素を運ぶためのたんぱく質です。貧血では低下します。

13.2~17.6

g/dL

Plt

血小板数

止血のために働く血球の数です。

14.0~36.0

×104/μL

PT―INR

プロトロンビン時間(標準比)

血液の凝固能を示す検査値です。

0.88~1.12

 

GOT
(AST)

アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

肝臓、心臓等の障害の指標です。

10~40

U/L

GPT
(ALT)

アラニンアミノトランスフェラーゼ

肝臓の障害の指標です。

6~40

U/L

T-Bil

総ビリルビン

黄疸の確認に用います。

0.2~1.2

U/L

CRE

血清クレアチニン

腎機能・筋肉量の指標です。

0.60~1.15

㎎/dL

CPK

クレアチンキナーゼ

筋肉に含まれる酵素で、心筋梗塞や筋肉の病気で増加します。

45~245

U/L

K

カリウム

電解質のバランスの指標です。神経伝達や筋伸縮に関与します。

3.5~5.1

mEq/L

HbA1c

ヘモグロビンエーワンシー

血糖コントロールの指標です。

4.6~6.2
(NGSP)

※検査基準値については当院採用試薬の基準値に準じています

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